コーセーってどんな会社?
株式会社コーセーは化粧品の製造販売を中心に行っている会社です。
独自の付加価値を持ち、高級化粧品を販売しています。
製造される化粧品に誇りを持ち、さらにお客様のニーズにきめ細かく対応するために、個性豊かなブランドをさまざま産出しています。
コーセーの商品はハイプレステージとプレステージに大別することができます。
ハイプレステージでは、最先端の技術を持って作った最高の質をもつブランドです。
専門店と百貨店を中心に展開しているのが、ハイプレステージです。
そこでは専門知識を持つ美容スタッフが、肌診断などを行い、ていねいなカウンセリングをしながら、商品を紹介・提案しています。
プレステージでは質を落とさずに幅広いお客様に使ってもらえる化粧品を製造しています。
化粧品専門店や量販店、ドラッグストアなどで購入できるものです。
化粧品を中心として製造・販売をしているコーセーですが、シャンプーやコンディショナーなどの製品も販売しています。
これらの商品は量販店やドラッグストア、コンビニエンスストアなどで購入することができます。
肌のことを考えた成分と素材の開発をし、それをより効果的に引き出す処方開発をしています。
さらに使い心地と機能性を追求し、継続して使える化粧品の製造を目指しています。
肌に優しく、安全性の高い化粧品づくりをしています。
そのためにも、皮膚科学の研究を導入し、高いスキンケア効果のある化粧品づくりをしています。
また、シャンプーやリンスに代表されるヘアケア製品においては、頭皮や頭髪に関する悩みを解決して、美しい髪になれる製品を目指します。
毛髪を評価する機器などを独自に開発し、研究を重ねています。
オリジナルのカプセル処方技術は、加齢やダメージによって減少する成分を毛髪内部に供給するシステムです。
このような研究開発により、高品質な化粧品やヘアケア製品が作られているのです。
メイクアップ化粧品においては、最先端の有機化学や無機化学、物理化学、さらに色彩学や化粧心理学を融合させ、機能性と感性を重要視して製造しています。
口紅のうるおい感、マスカラの持続性、色にこだわって作っています。
また、香りにおいてもこだわりを持ち、科学的な研究を行い、お客様の満足する香りを研究しています。
コーセーの福利厚生
コーセーは完全週休2日制で祝日もお休みです。
本社勤務であれば、土日はきちんと休むことができます。年次有給休暇、夏季休暇、リフレッシュ休暇などもあり、休日休暇はしっかり取ることができ、リフレッシュすることができます。
女性社員が多いということもあり、育児休暇や産休はしっかり制度化されています。
育児休業制度は子どもが1歳6ヵ月になるまで休業できる内容で、育児時短制度は子どもが3歳になるまで、1日につき最大1時間50分まで勤務時間を短縮することができる、という内容です。
一般企業では育休や産休の制度があっても、周囲の社員に遠慮があり利用できないというケースもあるようですが、コーセーは女性社員が多いため、そういった制度を活用している人は多いです。
そのため、育児休業制度などはきちんと取れるので安心です。
妊娠して育休を利用し、復帰をする社員も少なくないようです。
有給休暇も消化できない、という企業もあるようですが、そのようなこともなく、事前に申請すれば取りやすい雰囲気のようです。
長期休暇を取って海外へ旅行に行く、ということもできます。
独身寮や転勤者住宅支援などもあるので、一人暮らしをする際の家さがしなどの手間もいりません。
自分の住み慣れていない場所で住む場所を探すのは大変なことです。
そういった場合は寮があり、また相談にものってくれるので安心です。
また、各種社会保険制度は完備しています。財形貯蓄制度もあるので、貯金をすることも可能です。
美容スタッフなどは有期契約社員の場合が多いものです。
契約社員の正社員への積極的な雇用転換や、職種・地域、性別などにこだわらない正社員への雇用転換を推進しています。
目標は2019年4月1日までに、女性比率50%以上を目指すことです。
正社員への雇用は安定した生活の基盤になるものです。
そういった目標があることでモチベーションもアップするでしょう。
仕事をするうえでも健康であることが大事です。
そのための試みとして、労働時間の把握と削減を目標としています。
健康診断の結果を確認し、労働実態などを把握し産業医や産業保健スタッフが指導をしたり、アドバイスをしたりして、従業員の健康に配慮しています。
さらに管理者に対してはマネジメント教育において、人権への配慮についてしっかりとした認識をすることを重要視しています。
従業員が企業理念や企業方針を理解し、同じ方向を向いていることが大事です。
コーセーではその実現に向けて、教育制度や人事制度、経営参加制度を作っています。
その一つが「コーセーアイデアコンテスト」です。
従業員が自由に商品のアイデアを出すことができるコンテストです。
2014年には2,321件の応募があり、優秀提案に対しては社長からの表彰と商品化への検討が進められているそうです。
こういった試みは従業員のやりがいにつながるものです。
コーセーは自己啓発を促す環境を大切にしている会社です。
通信教育のための補助や教育基金制度が整っているのはうれしいことです。
社会人基礎力とワークライフバランスについて考える内容の、人材開発研修なども行われています。
部門別研修においては、それぞれの職種に応じた基礎的な勉強から実務における学びができます。
美容スタッフはメイクに関する知識や技術を高める研修を実施しています。
メイクアップアーティストが講師となってメイクの指導をしたり、スキンケアのレッスンがあったりと、充実した研修内容です。
「メイクレッスン検定」を整備し、メイクや接客の技術を総合的に競い合います。
企業情報
社名 | 株式会社コーセー |
URL | http://www.kose.co.jp/company/ja/ |
所在地 | 東京都中央区日本橋3-6-2 |
設立 | 1946年 |
資本金 | 4,848百万円 |
従業員数 | 6,758名 |
事業内容 | 化粧品の製造販売 |