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株式会社スタートトゥデイ

株式会社スタートトゥデイってどんな会社?

好きなものを多くの人に届けたいという気持ちから始まったZOZOTOWN

株式会社スタートトゥデイは国内最大級のオンラインファッションサイトZOZOTOWN(ゾゾタウン)を運営する会社。
ZOZOTOWNが扱っているのはUNITED ARROWSやBEAMSといった人気アパレルブランドのアイテム。

現在ZOZOTOWNで扱っているショップ数は500近く。
2015年3月期の年間購入者数は249万人、ZOZO事業で取り扱っている商品は845億円と規模を拡大しています。

代表取締役CEOである前澤 友作氏は元ミュージシャンという異色の経歴の持ち主。

なんと起業したきっかけは自分のインディーズバンドでおこなうライブの物販です。
CDやTシャツなどを販売する物販スペースで、趣味でコレクションしていた輸入レコード・CDの販売を行っていました。

この販売事業が好評で会社を設立したのが1995年。2000年にはカタログ通販からネット通販へ移行しました。
アパレル販売で知られるスタートトゥデイはCDやレコードの通信販売業から始まったのです。

スタートトゥデイがアパレルを扱いよう担ったのは、前澤氏の好みのアパレルブランドを、多くの人に届けたいという想いからです。

好きなストリートブランドに声をかけてインターネットに開いたセレクトショップがZOZOTOWNの前身です。
前澤氏のバンドは2000年にはメジャーデビューを果たすものの、経営に専念することを選択します。

前澤氏にとって経営という常に変化し続ける土壌が何よりも魅力的だったということでしょう。

つながりを武器に成長を続けるスタートトゥデイ

スタートトゥデイは2007年には東証マザーズに上場。さらに2011年には香港に進出、韓国最大のショッピングサイトを経営する会社と提携しアジアへと活躍の場を広げています。

クラウンジュエル、ブラケット、スタートトゥデイ工務店などの子会社を加えてスタートトゥデイのサービスも成長の勢いがとまりません。
「ファッションと言えばZOZOTOWN」という位置を築くだけでなく、成長を加速させています。

スタートトゥディの企業理念は「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」
アパレルを通じて、多くの人に笑顔をもたらすために広範なサービスを実施しています。

自社ECサイトの支援をおこなうBtoB事業やスマートフォン向けフリーマーケットアプリZOZOフリマなど、顧客のニーズに合わせた事業が展開。
ファッションコーディネートサイトWEARも若い層を中心に人気を集めています。

スタートトゥデイは営業活動を通じて多くの消費者や企業とつながる事業を実践している会社です。

株式会社スタートトゥデイの福利厚生について

スタートトゥデイで生まれた「人自部」とは?

スタートゥデイは一人ひとりの社員が当事者意識を持って業務に当たる会社。

それを象徴するのが人自部です。

スタートトゥデイには人事部は存在しません。スタッフが人事(ひとごと)としてではなく、自分のこととして考えるように設置されたのが人自部です。

その試みの一環として仕事も、仕事(仕える事)と書くのではなく自事と書きます。

自分の直感や自然な感覚を大事にするというスタートトゥデイの精神がこのような社風からもうかがい知ることができます。

地域に貢献する幕張手当てとは

スタートトゥデイの本社オフィスがあるのは幕張。

幕張に住むスタッフには住宅手当を支給しています。
幕張手当てとは幕張の地域活性化を目的とした毎月5万円の手当て。
このことで全社員の8割がこの制度を利用して幕張に住んでいます。

会社の近くに住むことで通勤ストレスを解消し、社員同士のコミュニケーションも生まれやすくなります。

8時間労働という固定概念を打ち破るろくじろう

正社員の勤務といえば通常8時間であると思い込んでいないでしょうか。スタートゥデイではろくじろうと題して6時間労働制を採用しています。

一般的に日本人は働きすぎといわれています。

これを打破するために新しい働き方を提案するのがろくじろう。
6時間という制約がある結果、短い時間でもパフォーマンスを損なわずに効率よく業務を遂行することができます。
余暇を趣味や学習時間に充てるなどワークライフバランスを充実させる制度です。

産休、育児休暇

スタートトゥデイでは出産をきっかけに退職したスタッフはいません。

全員が復職して働いています。
それもスタートトゥデイの福利制度が充実しているからでしょう。

スタートトゥデイには産前産後休暇と育児休暇制度があり、育児休暇後は時短勤務にすることも可能。
扶養家族1名につき5000円の家族手当制度もあり、女性だけでなく、働くパパさんママさんが働きやすい環境を提供しています。

スタッフの絆を育てるEFMブロック

スタートトゥデイには「従業員同士が親友のように」というミッションがあり、様々な企画を立案しています。それを実行しているのがEFMブロックです。

EFMとはEmployee Friendship Managementの略称。スタッフ同士の部署を超えた付き合いを推進しています。

スタッフのコミュニケーションの場として生まれたのがSTフェイス。
これは係わり合いが少ないスタッフの趣味や好きなことを知ることができる従業員名鑑。

スタッフの顔写真と基本情報を閲覧できる社内サイトです。
お互いの好きなことを通じてコミュニケーションのきっかけとなるツールとして活用されています。

スタッフの絆を強固にする様々な制度

FRIENDSHIP手当はスタッフ同士の交流を後押しする制度

毎月ランダムに選んだ約20ペアにZOZOTOWN内で使用できるポイントを支給する制度です。
選ばれた人はポイントを利用して相手へのプレゼントを購入します。

ランダムに選ぶため、相手についてまったく知らないことも多くはじめは緊張するでしょう。

しかし選んだ理由などを明かすうちにお互いの距離が縮まっていきます。人を驚かせたい、喜んでほしいという気持ちが根付いたスタートトゥデイだからできる制度です。

スタートトゥデイではスタッフたちのコミュニティ支援の一環として部活動支援制度があります。
3人一組から部活動を新設可能。野球や陶芸、映画など様々な部活動があり就業後や休み時間に自由な活動を行っています。部活動を通じてお互いを知りあって絆を育てるための部活動支援制度。

スタートトゥデイでは会社の枠を超えたスタッフ同士の絆が組織を強くすると考えています。

企業情報

社名 株式会社スタートトゥデイ
URL http://www.starttoday.jp/?page_id=7804
所在地 千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1WBGマリブウエスト15F(受付)16F(オフィス)
電話番号 043−213−5171
設立 1998年5月
資本金 13億5,990万円
従業員数 642名(2015年3月末日時点)
事業内容 BtoB事業
・アパレルブランドの自社ECオンラインショップのサイト開発・運用を受託
メディア事業
・ファッションコーディネートサービス「WEAR」
関連会社 株式会社クラウンジュエル
株式会社ブラケット
株式会社スタートトゥデイ工務店
株式会社アラタナ