ヤマトエスロンってどんな会社?
朝、だれもがするであろう行為、歯磨き。私たちが毎日なにげなく使っている歯ブラシを作っているのが、ヤマトエスロン株式会社です。
ヤマトエスロンは、プラスチックの総合メーカー。特に歯ブラシの分野では、業界のトップメーカーとも呼ぶべきシェアを誇る会社なのです。
ヤマトエスロンでは、最新の設備で長年培ったノウハウを活かして、質の高い商品を作り続けています。
品質や機能性を追求するのはもちろん、人の口に入るもののこと、衛生管理の徹底にも気を配っています。
職員の目で検査される歯ブラシや歯間ブラシは、ものづくりを得意とする日本らしい事業といえます。電動歯ブラシなども、今後いっそう向上が期待される商品です。
ヤマトエスロンの本社は大阪府八尾市にあります。
大阪府は、女性の活躍を推進しており、「男女いきいき元気宣言」事業者登録制度を設定している都市です。
ヤマトエスロンはこれに名を連ねるほか、「大阪のものづくり看板企業(匠)」認定なども受けています。
これは高度な技術力を持つ優良企業の証明で、いわば大阪を代表する企業のひとつといえるでしょう。
そんなヤマトエスロンは、勤続年数が長く離職率が低いことでも有名です。
順調な成長を続ける企業で、安定して働くことができる環境が整っています。
ヤマトエスロンの技術力は、ISO9001の取得からも裏付けられています。
製品の良さやサービスを、JQA(日本品質保証機構)から客観的に評価されているのです。
ヤマトエスロンの代表取締役社長・松永圭司氏は、「適切な値段で高品質な商品を作る」ことを使命としています。
そのために、拠点を海外に置く、生産の体制を一貫化するなど、価格を抑える工夫を凝らしています。
ヤマトエスロンの創業は1928年。昭和3年のことです。
歯ブラシの製造から始まった会社は、時代の波に乗り、プラスチックメーカーとして、こんにちに至るような成長を遂げました。
このようなヤマトエスロンの活躍を支えるのは、さまざまな技術です。
歯ブラシ等の部門以外にも、射出成形、多層押出成形などの部門を設け、ヤマトエスロンはどんな製品にも対応できる技術力を自負しています。
しかし、ヤマトエスロンが考えるのは、単純な生産ではありません。これから重要となってくるのは、環境に優しい製品や、リサイクル可能な製品の開発です。エコ製品の展開は急務。これに積極的に取り組むことによって、ヤマトエスロンは企業としてますます前進していく心構えです。
ヤマトエスロンの福利厚生について
採用の面に於いて、ヤマトエスロンは、厚い待遇が特徴的。
各種社会保険完備は当然のことながら、各種手当、精皆勤手当てや食費補助まである珍しい会社です。
昇給や賞与、退職金などもしっかりと制定されています。
また、働くとなったら金銭以上に心配になってしまうのが業務内容に関するサポートですが、ヤマトエスロンは教育制度も万全です。
入社時の総合研修のほか、配属先での指導もおこないます。
あわせて、通信教育の推奨や資格取得支援制度もあるので、とことん勉強したい、知識を身につけたいと思う人には最適です。
文系、理系といった括りにとらわれず、仕事を学び、得意分野を増やすことができるのがヤマトエスロンの環境です。
これはやりがいにつながり、こういった会社の在り方が勤続年数の長さや離職率が低い理由にもなっているのでしょう。
ヤマトエスロンの休日休暇は、日曜や祝祭日、さらに会社指定の休日を含め、年間114日という規定。
多くもなく少なくもなく、バランスよく働けます。
有給休暇や慶弔休暇が設定されていることに加え、特筆したいのが育児休暇と介護休暇です。
育児と介護はどちらも近年、社会的な問題となっています。
人生の上で避けて通れない、もっとも真剣に向き合わなければいけない出来事といっていいのではないでしょうか。
これらの休暇は法律でも定められた労働者の権利ですが、残念ながら、現実にはまだまだ取得しづらいものであるようです。
育児と仕事、あるいは、介護と仕事。無理なく両立させることが、これからの日本の働き方に必要となります。多くの企業が解決しなければならない課題です。
しかし、先述の通り、ヤマトエスロンは勤続年数が長く、離職率が低い傾向のある職場。
ライフスタイルに変化があっても、勤務し続けられる体制がすでにできています。
社員の教育に力を入れているヤマトエスロン。制度だけではなく、そのための設備も充実しています。
ひとつ目に紹介したいのが、厚生施設の存在です。社員同士が気持ちよく交流し、ディスカッションもできる場がいろいろとあります。
主に使われるのは、コミュニケーションルームです。
ここは窓の大きな明るい部屋となっており、会社とは思えないようなおしゃれなインテリアが個性的。
新鮮な気分で、自由な発想を刺激されます。
もちろん、食堂もコミュニケーションの場所です。
ホワイトボードが設置されていて、楽しく食事を摂るのみならず、伝達事項を周知させる用途も兼ねています。
このように、社員が能力を伸ばし、その力を存分に発揮できるように、ヤマトエスロンはファシリティにも配慮しているのです。
ふたつ目は、制度・設備の特長を併せ持つクラブ活動。
個々の能力向上も大切ですが、互いへの理解やチームワークの構築は、やはり仕事には不可欠なものです。
体育系のクラブ、文化系のクラブと、方向性は異なっても、親睦を深める目的に変わりはありません。
精神的な成長、技術の熟練をプライベートでも感じることができる活動です。
保健体育クラブとしては、以下の10個のクラブがあります。
- 野球部
- テニス部
- スキー部
- ゴルフ部
- 魚釣部
- ボウリング部
- サッカー部
- バドミントン部
- ハイキング部
- マラソン部
学生時代から馴染み深いものもあれば、社会人になってから始める趣味にも適当なものまで、さまざまです。
同好の士と、同じものに熱中し、時に切磋琢磨するのは、適度な活力となり、業務にもいい影響を与えます。
このほか、文化クラブは次の通りです。
- 園芸部
- 観劇部
- 華道部
- 囲碁・将棋部
保健体育クラブに数は劣るものの、趣味の度合いが高く、一段と深い絆が築けるかもしれません。
「松和会」と名付けられたこうした多彩なクラブ活動が、社員のモチベーションを上げるのに活躍しています。
企業情報
社名 | ヤマトエスロン株式会社 |
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URL | http://www.yamato-esulon.co.jp/ |
所在地 | 〒581-0803 大阪府八尾市光町1丁目61番 八尾駅前嶋野・住友生命ビル4階 |
電話番号 | 072(991)1261 |
設立 | 昭和3年8月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 700名 |
事業内容 | 各種合成樹脂製品の製造販売歯ブラシ・歯間ブラシ・ヘアーブラシ及び各種ブラシの製造販売化粧品の製造販売 |