三井化学ってどんな会社?
三井化学はペットボトルの原料やポリエチレン、ポリプロプレンの触媒など、日常生活にあふれているさまざまな原材料を提供している総合科学メーカーです。
IT機器やデジタル家電、建材やフローリング、スポーツシューズや衣料品、スキンケア製品、冷蔵庫やソファなど、幅広い原材料の製品の提供、さらに次世代の素材開発にも取り組んでいます。
自動車などのモビリティ分野の製品には、軽量化や燃費の工場、安全性の高さ、快適さなど高度な要求が多いです。
三井化学ではコンパウンド、触媒、材料設計などのポリマーサイエンスの高い技術と経験を活かし、高性能の製品を提供しています。
質の高さから自動車剤PPコンパウンド事業は世界シェア2位です。
視力が悪いほど、メガネのレンズが厚くなり重くなるものです。
そうなるとメガネをかけていることが苦痛になってしまいます。
それを解決してくれるのが、三井化学のプラスチックメガネレンズです。
薄くて軽いレンズの材料は世界からも高い評価を受けています。
視力矯正用レンズとしてだけではなく、さまざまなニーズに対応できる総合的なソリューションの提案を目指しています。
また、高機能不織布はアジアトップシェアです。柔らかく伸縮性に優れた素材も評価が高いものです。
さらにガウンなど新たな挑戦をしているところです。
農薬の需要は世界でも拡大していて、特にブラジル、インド、中国などでは農薬を必要としています。
そこで殺虫剤や殺菌剤など、高い性能の農薬を普及させることで、農作物を安定して作ることができるのです。
三井化学では高い農薬技術を用いて、世界に高性能の農薬を普及させるとともに、次世代新規媒体の開発にも着手しています。
日常生活のあらゆる製品の素材について研究・開発を続けている会社です。
私たちの暮らしが快適で豊かになるのは、このような研究があるからです。
三井化学はさらに開発を続け新商品を生み出しています。
直観的操作が可能なヒューマンマシンインターフェイスの開発で文部科学大臣表彰で科学技術賞を、柔軟性と伸縮機能に優れた実用的な不織布の開発は世界初で、日化協技術賞を得ています。
これは本の一部であり、これまで数多くの受賞・表彰歴があります。
今後もさらに新しい開発をして、私たちの生活をより快適にしてくれる製品を生み出す会社です。
三井化学の福利厚生
三井化学では社員の健康のため、さまざまな取り組みをしています。
一つは産業医・衛生管理者を配置し、職場を周ることで労働衛生リスクの低減、職場環境の改善を目指しています。
職場の有害物質などを把握し、それを取り除く取り組みをすることで、社員の体に悪影響のない衛生的な環境を提供できます。
健康管理としては、産業医や保健師などによる健康診断、保健指導を実施し、社員の健康をチェックしています。
健康寝台では特定健診とがん検診も行っているのも特徴です。
さらにメタボリックシンドローム対策として、指導やアドバイスを実施し、生活習慣病の予防に取り組んでいます。
これほど社員の健康に親身になっている環境づくりをしている会社は多くはないでしょう。
社員の健康管理は体だけではなく心においても必要です。メンタルヘルスケア対策として、各種研修、産業医による面接・カウンセリングを実施しています。
新入社員に対してはコミュニケーションに関するe-ラーニングを実施し、6ヵ月ごとに産業医が全員と面接をして、会社に馴染んでいるか、上司や先輩、同僚とのコミュニケーションが取れているか、などをサポートしています。
ストレス調査なども行い、社員の心の管理をていねいに、細やかなに行っています。
健康管理としてさらに、ウォーキングイベント、フィットネス教室、食育教室や栄養教室、スポーツ大会、ミニ駅伝大会、禁煙チャレンジ、社員食堂のヘルシーメニューなどを実施しています。
このようなイベントは体を動かすことでダイエットや健康づくりになるだけでなく、精神的ストレスの解消にもつながります。
社員同士の交流もでき、スムーズなコミュニケーションづくりにも役立つことです。
このような取り組みが働きやすい職場を作るのでしょう。
育児休業制度、介護休暇、看護休暇、特別休暇、介護休業を整えている三井化学ですが、さらに、育児や介護のための短時間勤務措置、時間外労働の制限、深夜業の制限、在宅勤務制度の導入、会社託児所の設置なども行い、育児や介護で苦労をしている社員が働きやすい環境を提供しています。
特に育児休業においては男性社員の育児休業取得奨励をしていることもあり、男性社員が育児休業を取るケースも増えています。
イクメンなどと言われている現在ですが、まだまだ会社で男性社員が育児休業を取るケースは多くありません。
三井化学の取り組みは社内において浸透していると言えるでしょう。
さらにうれしい制度として出産見舞金、出産支援金、育児援助金、介護援助金、ホームヘルパー利用補助金、ベビーシッター利用料補助といった支援もあります。
育児をしながら働くためには、保育園など子どもを預かってくれる場所が必要です。
そこで三井化学では保育園を開設しました。
全面ガラス張りで床暖房が設置されているなど、充実した設備の中で子どもたちが健やかに育っています。
家族は安心して仕事をすることができる環境です。
どこの会社にもある有給休暇ですが、それが完全に取れるという会社は多くはありません。
しかし、休暇は体や心をリフレッシュするためにも、休息を取るためにも重要なことです。
有給休暇をしっかり取れる試みとして、休日に挟まれた出勤日に会議をしない、不急の仕事を部下に指示しない、などといった依頼をするとともに、まずは管理職から積極的に有給休暇を取得する環境づくりを進めています。
上司がきちんと休みを取ることで、部下も心置きなく休めるという環境が大事です。
それを実現させるのが、三井化学です。
企業情報
社名 | 三井化学株式会社 |
URL | http://jp.mitsuichem.com/index.htm |
所在地 | 東京都港区東新橋一丁目5番2号 汐留シティセンター |
設立 | 1955/07/01 |
資本金 | 125,053,116,199 円 |
従業員数 | 13,447人 |
事業内容 | ヘルスケア事業 モビリティ事業 フード & パッケージング事業 基盤素材事業 |