株式会社ミクシィってどんな会社?
ミクシィはSNSの草分け的存在であるmixiを運営している企業。
現在の収益の柱は3つ。
ひとつめは日本初めてのSNSであるmixi事業。
mixi内のソーシャルゲームへの課金と企業からの広告収入がメインです。
IT系ベンチャー企業の求人情報を扱っています。
最後にゲーム事業です。
株式会社ミクシィの歴史は、1997年社長笠原健治氏が大学在学中にFind Job!と立ち上げたことから始まります。
mixiの運営を始めたのは2004年。
2006年には東証マザーズへの上場を果たしました。
またたく間に国内でも最大級のSNSに躍り出ました。
mixiが成功した理由は本名を明かさなくてもよいという匿名性と、親しい友人知人とつくるプライベートな場というところです。
SNSは海外ではゲームメインで使われていたり、本名が必須であったりと、日本のユーザーにとって必ずしも心地よいものではありませんでした。
そこで心地よいつながりを追求して生まれたのがmixiです。
もともとmixiで急成長を遂げた会社ですが、現在では苦戦を強いられて事業のメインを移行しています。
mixi事業に変わってメインの事業となったのがゲーム事業です。
引っ張りハンティングRPG『モンスターストライク』は2013年にスタートした事業。
サービス開始から半年で利用者数500万人を超え、2014年には1年以上App Storeの売上1位だったゲームパズル&ドラゴンズの牙城を崩し、売り上げ一位の座につきました。
現在モンスターストライクの利用者は全世界で3500万人。
日本だけにとどまらず北米、台湾、韓国、香港・マカオといった国にも提供範囲を広げています。
ゲーム事業の好調を受けてミクシィはゲームや映像コンテンツを提供するスタジオXFLAGを立ち上げました。
ミクシィが提供するサービスは拡大を続け、フォトブックサービス『ノハナ』の会員数も50万人を突破。
ノハナは月に一冊まで無料のフォトブックを作成できるアプリです。
ノハナはミクシィ社内の社内企業制度から生まれた事業。
ミクシィはSNS事業で培ってきたノウハウを様々なサービスに転換してユーザーに提供しています。
ミクシィは創業以来、『すべての人に心地良いつながりを』を掲げてきました。
それは形を変え、mixiを飛び出した外の事業で今も広がり続けています。
株式会社ミクシィの福利厚生について
ミクシィでは社員のやる気やプライベートをサポートするために様々な福利厚生制度を実施しています。
ミクシィの職場は渋谷。
ランチをとるにも時間や費用も馬鹿になりません。
そこでミクシィではオフィス内でお惣菜やご飯を購入可能。
さらに各階に軽食の自販機があるので、ランチを食べるために外出する必要がありません。
お弁当派の人にとってもお惣菜などが購入できれば便利。
崩れやすい食事バランスを整えるためにもランチサポートは大切な制度です。
さらにミクシィは社員向けの優待や割引も実施しています。
ミクシィで加入している健保組合の保険証を提示すれば提携している施設を利用可能。
保養施設やスポーツ施設、レストランなどプライベートでも恩恵を受けることができます。
懇親会補助も社員同士のコミュニケーションを活性化するために生まれた制度。
一人年4回まで補助は利用可能です。
社員同士の懇親会を奨励することで活気がある職場を実現しています。
ライトニングトークやフットサル、モータースポーツなど社員有志で活力的に行動しています。
さらにミィシィではオープンソースソフトウェアへの貢献を推奨。
社内で製作されたアプリ開発資料は公開して社員のスキルアップを応援しています。
各種業界イベント参加への参加も奨励し、社員が自由に技術を学べる機会を提供しているのも特徴のひとつ。
会社のサポートのもとで、安心してチャレンジすることができるのがミクシィの社風です。
ミクシィは社員が仕事で高いパフォーマンスを生み出すためにオフィス環境にもこだわっています。
ミクシィ社内に設けられたコラボレーションスペースはスタッフの憩いの場。
社員同士がコミュニケーションをとるスペースとしても活用されています。
オフィスにはちょっとした休憩に使えるミニスペースもあって、気分転換にもぴったりです。
コーヒーやスープなどのドリンクバーも設置。
従業員は無料で利用できるので、頭を切り替えたいときや煮詰まったときには多くの人が利用しています。
福利厚生として解説されたマッサージルームも驚きの施設です。
予約制になっていて1回30分まで施術を受けられます。
ミクシィの新しいアイディアは、このようなリラックスした環境が生み出したものです。
ミクシィでは社員のやる気を引き出すための様々な制度を実現しています。
そのひとつがミクシィキャリアチャレンジ。
これは会社が力を入れていく領域や人員不足に陥っているポジションを社内に公開し、社員へのチャレンジを促す制度です。
選抜を突破すれば、社員は新しいミッションにチャレンジするチャンスを得ることができます。
年代や職種を問わず、自発的はキャリア形成を応援する制度です。
ミクシィでは半期に一度納会が設けられ、ミクシィのグループ全体のビジョンや戦略を共有する場になっています。
アントレプレナー賞、ベストグループ賞、ベストエンジニア賞などの社員表彰もおこなわれる場です。
ミクシィでは社員から新規事業のアイディアを公募するトライアウトもおこなっています。
ミクシィで新規に立ち上げて成功した事業にはフォトブックアプリ「ノハナ」や、動画を家族で共有できるアプリ「家族アルバム みてね」などがあります。
トライアウトはまず社員が提案をおこなうエントリーに始まって、トライアウト合宿では経営陣が企画内容を練ってよりブラッシュアップした企画に育てます。
さらにビジネス化に対しての検証をおこなって、チームとして煮詰め最終審査に挑むのです。
最終的に正式プロジェクトとして成立するまでには、多くの精査が加えられます。
トライアウトは事業を創造するとともに人を育てるための制度です。
企業情報
社名 | 株式会社ミクシィ |
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URL | https://mixi.co.jp/recruit/ |
所在地 | 東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー7F |
電話番号 | 03-6897-9500 |
設立 | 1999年6月 |
資本金 | 96億9,800万円(2016年3月末現在) |
従業員数 | 558名(連結・正社員のみ)(2016年3月末現在) |
事業内容 | ソーシャル・ネットワーキング サービス「mixi」 ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」等 |
関連会社 | 株式会社ミクシィ・リクルートメント 株式会社ノハナ 株式会社Diverse ミューズコー株式会社 株式会社フンザ mixi America, Inc. アイ・マーキュリーキャピタル株式会社 |